長い距離でも スピーディーに!正確に!
2020年07月01日category:現場調査
内装工事のプランニング(デザイン設計)で最も大切なことが現場の寸法取りです。
設計寸法と現場の寸法が異なると、仕上がりがイメージしていたデザインと合わなくなることがあります。
施工するのにも様々な不具合や材料不足等が発生してしまいます。
私達はプランイング(デザイン設計)や御見積書をさせていただくにあたり、まず現場の下見と実測(寸法取り)をさせていただいてます。
そこで、現場調査における必需品のご紹介です。
怪しげな赤い光を出す機械を使ってますと、「何ですか??」と質問されることがあります。
決して怪しい機械ではございません。
現場調査をするのに巻き尺やコンベックス(メジャー)を使いながら寸法取りをしていくますが、なかなか時間がかかります。
距離が長くなれば1人で測ることが困難な場合も出てきます。
1m~3mぐらいの距離でしたらコンベックス(メジャー)を使って距離をとることも多いですが、3mを超えてしまうと両手を伸ばしても届きません。
私が使うコンベックスの〝0〟目盛りの位置にはマグネットが付いてまして、スチール製品であれば少し長い距離でも測れます。
マグネットが付かない壁や柱などでは、長い距離を測るのに目印をつけながら分割して測りますが、正確な寸法が測れないこともあります。
この問題を簡単に解決してしまうのが「レーザー距離計」と呼ばれる測定器です。
建築や土木現場などでも幅広く使われている道具で、レーザーを当てると距離が液晶に表示されます。
巻き尺やコンベックスなどと比べると、圧倒的なスピードと正確さで2点間の距離が測れる他、ピタゴラス測定の傾斜も測定できます。
人が立ち入れない危険な場所においても、レーザーをあてることができれば簡単に距離が測れます。
その距離100mまで大丈夫です。
実測中に赤い光を当てながらピコピコ音がなってましたら、このレーザー距離計を使って簡単に寸法取りをしているとご理解ください。
一度使って便利さを覚えてしまうとコンベックスを持ち歩いて測ることが少なくなります。
ただ、レーザーをあてる面がないことには使えません。