原状回復工事でのクロス貼り替え作業
2019年11月26日category:原状回復工事
テナントビルから退去する際、原状回復工事が発生します。
原状回復工事とは、一般的に現在使用している状態から入居時の状態に戻すことをいいます。
契約内容で復旧内容は異なりますが、テナント都合で設置した間仕切りやそれに関わる設備関係を取り除き、貸主に返すことが定められています。
テナント側で設置した照明器具・電気配線・電話・LAN(ネットワーク配線)も対象になります。
それに、天井・壁・床を新しくすることが多いです。
(天井塗装、壁面塗装、壁クロス張替え、タイルカーペット張替え等・清掃)
入居されてから退去されるまで、壁には汚れが傷がつくことが多く補修作業では処理できないことが多いです。
このような場合、壁クロスが貼られた壁には新しい壁クロスを貼り、塗装された壁には全面塗装で仕上げます。
塗装した壁に直接クロスを貼ると接着しないのですぐに剥がれてきます。
別途下地処理が必要となります。
下地処理①・・・塗装の上に「プラスターボード」や「ベニヤ板」などを上貼りする。
下地処理②・・・塗装の上に「シーラー(下地材)」を塗り、クロス貼りできる下地に変える。
このような処理が必要となります。
予算を抑えるなら下地をシーラー処理することをおすすめします。