綺麗な描写 単焦点 24mm パンケーキレンズ と マウントアダプター
2023年05月24日category:単焦点レンズ
今回は、カメラに取り付けるレンズについて
一眼カメラをお持ちの皆さん、普段どのようなレンズで写真を撮られてますか?
カメラを買うと、セットで箱に入ってる〝キットレンズ〟をご利用されてる方も多いのではないでしょうか?
私も初めて一眼レフカメラを購入した時、ズームのキットレンズを2本使ってました。
おそらく、標準18-55mm F4-5.6 / ズーム55-250mm F4-5.6 だったと思います。
ダブルズームレンズキットと呼ばれる普通のレンズです。
広角から望遠まで撮影できるので大変便利なのですが、ちょっと物足りないような・・・
一眼カメラを使うなら、プロっぽい背景をボカしたような立体感のある写真が撮りたい!
スマートホンで言うと〝ポートレート〟ですね。
そのような時は迷わず「単焦点レンズ」をカメラにカチッと付ければOKです。
キットレンズでは撮れなかった背景をボカした立体感のある写真が簡単に撮れてしまいます。
背景のボケ感もカメラ本体のダイヤルを回せば簡単に変わります。F値の設定です。
ボケ感を設定できれば、あとはアングルを決めるだけ。
光の向きでも撮れる写真は変わってくるので、色々試しながら撮っても面白いです。
そんな単焦点レンズで私がオススメできるのがこちらの EF-S 24mm F2.8 STM CANONのレンズです。
お値段もとってもお安く、描写もボケ味も とにかく綺麗です。
この時のカメラは EOS X9i APS-C機ですので、EF-S24mm が フルサイズで38mm程度 の画角になります。
施工現場でも完成に近づいてくると、撮影をiPhoneから一眼単焦点レンズへ切り替えます。
スマホでは表現できない綺麗な描写が必要な時は、単焦点レンズ 一択です。
↑写真 jpg 撮って出し 画像編集しなくても綺麗な描写です。
カメラ本体を一眼レフ機 EF- からミラーレス一眼 RF- に入れ替えしましたが、このEF単焦点レンズをRFマウントアダプター(変換)に取り付けて EOS-R にカチッと取り付け。
カメラ本体がフルサイズ機であっても、センサーサイズの違いで画角は1.6倍で 24mm→38mm 程度になりますが、APS-C機で使用していた時と同じように使用できてしまうんです。
現場で使用するなら、高価なRFレンズより、安価で使いやすいEFレンズがいいですよね。
一眼レフ機EFマウントであれば、変換用レンズマウント無しで直接取付ができます。
この組み合わせが本来の使い方です。< 一眼レフ本体 + 一眼レフ用レンズ >
このレンズの厚み 薄くないですか!! とっても軽いです!! 名前のとおりパンケーキレンズです。
レンズが薄いので、カメラにこのパンケーキレンズをセットして、カバンに入れて持ち運びできます。
お昼休みでも、美味しいランチの写真が綺麗な描写で撮影できちゃいます(笑
そして、被写体にも寄れます! 美味しいラーメンだと寄りすぎるとレンズが曇っちゃいます(笑笑
マウントアダプター (マウント変換) も、いろんなメーカーから販売されてます。
最近、私が購入した〝K&F〟の電子マウントアダプターもお気に入りのひとつ。
マウント部のオレンジラインが SONY のミラーレス一眼のように見えますが、実はCanon です。
メーカー純正品でなくても、何の不便もなく普通に使用できます。
AF (オートフォーカス) のスピードも、もしかして純正マウント使うより早いかも・・・
こちらのマウントアダプターの詳細はまた改めて、、、
時代を超えて愛される オールドレンズ をミラーレス一眼で!!
マウントアダプター(マウント変換)を使えば、昭和41年 (西暦1966年) 57年程前に販売されたフィルム時代のレンズが、令和のデジタルミラーレス一眼にカチッと付いてシャッターが押せてしまうのです。
当然ですが、この時代のレンズに AF(オートフォーカス)なんて便利な機能は存在しません。
カメラのファインダー覗きながら手動でフォーカスを合わせてシャッターを切る!! マニュアルフォーカスです。
もちろん、絞り(F値)を変えることもカメラ本体ではできません。
レンズにあるシルバーのダイヤルを手で回しながら設定します。
オールドレンズで撮れる写真は、最近のバキバキな描写と違って、やわらかい雰囲気を感じることができます。
こちら↑の画像が、55mm オールドレンズを使って絞り解放 F値 1.7 で撮影しました。
MINOLTA MC ROKKOR-PF 1:1.7 f=55mm
物撮りもいいですが、ポートレート撮影にも向いてると思います。
そして、レンズ単体が1万円前後で購入できることが、コスパ最強のレンズです。
最近、オールドレンズが人気で、状態の良いレンズは徐々に値段が上がってきてるように思います。
気になるレンズがあれば、早い時期に買っておくことがお勧めです。
デザイナーのひとり言 Atsushi.K