何もないスペースにレイアウトプラン
2020年08月28日category:Layoutplan
原状回復工事が完了しまして綺麗になったオフィス。
デスクや収納庫が置かれていないオフィスはとても広く感じます。
このような全く何もないスペースだけを見ても、なかなかオフィスのイメージが思い浮かばないこともあるかと思います。
受付・来客スペースをどこに・・・
ミーティングスペースをどこに・・・
デスクは何席確保できるのか・・・
収納庫は何台設置できるのか・・・
約240㎡のオフィスにどのようなレイアウトができるのかプランしてみました。
よくある一般的なオフィスプランです。
無人インフォメーションの受付からオフィスを通ることなく来客用打合せスペースへ
オフィス内はメイン動線を設けデスクスペースと収納スペースを分けました。
デスクスペース以外にも4名程度でミーティングができるスペース。
テーブルを移動すことで8名程度でミーティングすることも可能です。
南側の窓面にテーブル席を設け、リフレッシュスペースとしてもご利用いただけます。
受付(エントランス)の位置を変えてみました。
上プランにはない「会議室 10名」を設け、来客・社内で共有できるミーティングスペースとし、
オフィススペースのデスクは1島(6名)と収納庫を増やし執務エリアを広く設けました。
これまでのデスクを並べた島形オフィスから、新しいオフィスへ
こちらのプランはカフェ… ではなくオフィスです。
今後のテーマは「新しい働き方」自由に仕事ができる空間。
働く場所や時間にとらわれず、仕事内容に合わせて自分で場所を決めて働ける空間。
今まで会社に出社し、この場所で仕事をしないといけないというのではなく、業務や仕事内容に応じて仕事をする場所を社員自身が考え働くスタイル。
デスクやチェアが並ぶオフィスではなく、テーブルやソファを中心にリビングやカフェのようなレイアウト。
生産性を高めるにおいても、毎日同じ場所で机に向かって仕事をしているのではなく、少しリフレッシュできる環境で気持ちを切り替えられる工夫が必要です。
このような空間にすることで、新しい発想が生まれ、他の部署との壁がなくなり距離が近くなることで情報を共有することもできます。
オフィス空間には、集中して仕事ができるスペース、人数に合わせて利用できるミーティングスペース、仕事内容に合わせて場所を選べるフリースペースを設けました。
同じスペースでもレイアウトは様々です。
オフィスをプランニングする際のポイントを明確にし、企業らしさや働き方、コミュニケーションの取り方、人が動く動線の取り方をどのように表現するかが大切です。
大阪市東成区/毎日東ビル